40代独身女、突然退職することになったときにするべきこと3選

「退職」それは突然に来るんですよ。

40代にも、容赦なく…

私自分で言うのもなんですが、恋愛はからきしですが、仕事はわりとできると周りから言われます🐨

それでも「退職」はやってきました。

逆にそれゆえにってときもありました。

私は40代になってすでに3回退職しております。

先に言っておきますが、すぐ辞めてしまうタイプではないんです。

加えて40代で独身、しかも1人暮らしとなるとそう簡単に辞めれない!

自己都合も会社都合もありましたが、本当に大変でした…でも、結果的に良い方向に向かう大きなきっかけになっていて、今は「退職=ラッキーチャンス到来」だったと思えます。

今振り返って、実際退職と直面したときにやって良かったことや、やってたら良かったなと思ったことを3つ紹介します。

40代の私の退職歴

まずは私の40代の退職の記録を公開します。

短大卒業後ずっと事務職の正社員をしていて、上場企業に転職ができてやりがいもありがんばっていましたが、24時間仕事している状態で体と心を壊して泣く泣く退職。

責任感が強くがんばりすぎる性格を考え、30代からは正社員ではなく非正規社員をあえて選びました。

それから10年働いた職場を辞めたところから40代の退職歴がスタート。

  • 契約社員事務職(10年):契約終了
  • 正社員接客業(2年)  :連続県外転勤と性格悪すぎる上司が嫌で退職
  • 派遣事務職(3カ月)  :契約終了

40代のすったもんだ退職事件簿

40代の3回の退職の理由はそれぞれでしたが、どれも大変でした。

10年勤めた会社のセクハラ課長による突然の契約打ち切り

まず最初は、10年契約社員として働いた会社から突然の契約の打ち切りでした。

まだ雇用が続く予定でしたが、その年の契約更新前に事件は起きました。

ことの原因は、退職する2年前に転勤でやってきた課長。
この課長は以前都内の電車内で痴漢をして捕まったことがある(変態)危険人物。

やはり性犯罪をする人は常習性があると言われるだけあって、こちらを舐めるように見る目や言い方が大変気持ちが悪くて真正面の席は耐え難く、当時の所長に相談して席を離してもらいました。

それが不満だったのでしょう、元々話術が巧みなその課長は、その後転勤でやってきた新しい所長に、都合がいいように報告、根回しされて、残念なことに突然契約の打ち切りとなりました。

10年一生懸命真面目に働いてきても契約社員はこんな扱いなんだなとショックでした。

男性の多い職場だったからか、痴漢という犯罪をした人がセクハラしても正社員なら特にお咎めもないおかしな世界です。

ちなみにその課長はその後別の女性職員からセクハラで訴えられていました。(苦笑)

法律無視の理不尽な上司に退職を叩きつける

30代までずっと事務職をやってきましたが、若かろう良かろうと思われがちな事務職に40代での採用の狭き門を痛感して、思い切って占いで向いてると言われた異業種にチャレンジしました。

ラッキーにも未経験でも正社員として採用!

ここは全国に数店舗展開していて、地元にできる新店舗での採用でした。

慣れない仕事は大変でしたが、元々接客は好きでしたし同僚にも恵まれて楽しく働いていました。

大きい難点が、女性だらけのスタッフをマネージメントしている男上司が、超モラハラ、パワハラ、セクハラ上司。それでも下っ端の私が直接話す機会は少なかったのが幸いでした。

あるとき、会社が一気に新店舗を全国に出店しはじめ、異動の白羽の矢が私にも立ち、とても悩みましたが、40代にして九州を脱出して全く想像もしてなかった関東の新店舗に行くことになりました。

到着したら会社の寮も決まってない状態…新店舗の立ち上げは本当に大変で、自分の荷物の荷ほどきもする暇もないままに開店準備をし無事オープン。ようやく軌道にのってきて一ヶ月経った頃、上司からいきなり

「他県へ異動」

はっ?????

この上司、自分の非は一切認めず、逆に相手の弱いとこを攻める話に置き換えたり、女性は怒鳴れば言い返せず言うことを聞くと思っている最低上司。

この異動しろという店舗は、この上司がお気に入りのスタッフがいて毎日電話したり優遇したりしていて、今度は新しく入ってきた若いスタッフに目移りして、その二人のバトルが勃発。退職者が連続で出た店舗…

いろんな意味で行きたくなかったけど、そこは真面目な性格なので、短期ならと応援に行きました。でも、上司のお気に入りの特別扱いぷりや、その上司を使って思い通りにすすめようとするお気に入りスタッフ、そして彼女のために私をこのまま異動させようと言ってくるのにうんざりして退職を叩きつけました。

このモラハラ、パワハラ、セクハラ上司は、辞めると言ってからも、すぐ寮出ていけだの有給使ってる期間は給料は払えないだの色々法律無視したことを言い出し辞めさせてくれず、労働基準監督署に泣きながら相談したりと本当に大変でした。

ゆるすぎる職場の契約打ち切り事件

前職を退職後サービス業は土日が繁忙期で、時間も遅いスタート遅い仕事終わりなので、やっぱり9時5時土日休みで働ける事務職が身体がラクだなと派遣はじめました。

新規事業の立ち上げ業務で、不思議とこの部署は管理職がいなくて、派遣とパートだけが数名仕事をしていました。

その中のパート方は良く言えば子供のように無邪気、悪く言うと深く考えず感情的に発言する人。今まで簡単な作業しかしてこなかったのに、立ち上げ業務の担当の1人になり張り切ってました。

この方、上司の指示を全く聞かず思い込みで突き進み、縦割りも指示命令系統も無視してノリで他部署の人と仕事の話をするので現場は大混乱。そして突然キレて放り投げる。

とばっちり食うのは一緒に仕事を進めていてフォローする私、見かねた長く勤めている別の方が注意してくれたりしました。

契約更新の際、実際現場を見てない管理職の人は直接雇用のパートの方からのみ話を聞き、派遣の私の話など聞かぬまま、私が彼女とうまくやれないのが問題と結論付け、私は仕事はできるけど(←連呼)彼女とうまくやれないから…と契約が終了しました。

派遣会社も、会社側の話しか聞かず、守るべき立場の自分の会社の派遣職員の話など一切聞かず、一方的に会社側(パートの話)を聞いて、何やってるんですか!と怒る始末…

派遣って、どこからも話は聞いてもらえず事情を説明する機会すら与えてもらえないんだなと実感しました。
そのパートの方は、自分の軽率な発言が私を退職にまで追い込んだことを知り、平謝りしていました。
もういい年なんだから自分の発言に責任を持てよって心で思いました。

40代独身女突然の退職が決まったときの心構え3選

メンタルを整えよう

3回退職を経験しましたが、会社都合は当然ながらかなりショックでした。

自己都合の場合も、それまでが辛いのを我慢して限界だったし、辞めると言ってからも辞めさせないというモラハラ上司からひたすら責められ続けて精神的にも辛く、泣きながら労働基準監督署に相談してようやく退職。

40代独身女性はよっぽど手に職持ってる人じゃない限り、再就職は困難を極めるのは明らかだし、それでも辞めたいと思うということは、会社都合だろうと自分都合だろうと、かなり深刻な事情があるはずです。

独身…しかも1人暮らしとなると、かなりの崖っぷちで不安のどん底だと思います。

とりあえずメンタルを整えましょう!!まずはこれです!

自分を責めてはだめです。

仕事を辞めることになったのはあなたのせいではないと気づいてください。

縁がなかっただけです。

その職場を辞めれてラッキー!

もっといい職場とのご縁が巡ってきます。

証拠を入手して残業代未払請求の準備をする

ちゃんと残業代もらってますか?夜10時以上の勤務があるなら、深夜手当もらってますか?

私は上司が法律はこうだとウソを並べ立ててなかなか退職させてくれないので、相談をしに労働基準監督署に駆け込み、現状を話していると「残業代未払いなんじゃない?」と言われ、残業未払請求ができると知りました。

労働基準法では「1日8時間、1週40時間」の法定労働時間を超えたり、「1週1日もしくは4週4日」の法定休日に労働したとき、「午後10時以降、午前5時まで」の深夜労働をしたとき、会社は残業代を払う義務があります。
(小規模の特定事業のサービス業は1日8時間、1週44時間までが法廷労働時間というものもあり、エステティックやリラクゼーション業の私はこちらに該当しました。)

この残業代がきちんと払われていない場合、労働者はこの未払いの残業代を会社に請求することができます。

在職中に請求するのはハードル高すぎですが、時効が3年なので、退職後でも時効内分であれば請求することができます。

やり方としては、①弁護士に頼む②労働基準監督署に頼む③自力でするの三通りの方法があります。

いづれにせよ、在職中に出来る限り実際勤務した記録の証拠を集めておくことが大事です。

私は上司にばれないようにタイムカードのデータを各勤務地から集めました。

退職後それを元に未払いの残業代を試算して未払い請求書を作成し、会社宛に内容証明で送り、その後交渉となりました。

正直準備したりもう話したくもない上司と連絡とらないといけないのは大変でしたが、お金を得られたこともですが、モラハラ上司に一矢報えたのが何よりうれしかったです。

実際働いた分の給与はきちんともらいましょう。

失業保険いつからどれくらいもらえるか確認する

会社都合ですか?自己都合ですか?

それだけでも、失業保険がもらえるタイミングや、もらえる期間が全然違います。

あと、勤務していた期間の長さ、年齢でも変わってきます。

会社都合での退職なんてすぐもらえるし、勤務年数で異なりますが給付期間がすごく長くなります。

私は何も考えずすぐ転職してしまってもらえるはずの再就職手当をどぶに捨てて後悔しました。

会社から催促しても離職票が来なくて失業保険の手続きができず困っていましたが、なくても事情を話すと失業保険の手続きはできました。(後日提出の必要はあり。)

1人暮らしだと失業保険だけで生活するのに特に不安だと思います。

でも、手続き後の7日間の待期期間は失業状態じゃないとダメなのでアルバイトはできませんが、自己都合辞めたときにある2ヶ月間の給付制限期間は普通にアルバイトできるし、失業保険貰ってる間も、ルールの範囲内であればアルバイトをすることもできます。

仕事はご縁と勢いも大事なので、縁が巡ってきたらすぐ転職するのもありですが、ちょっとタイミングずらしただけでお金が手に入ることもあるので、自分がどれくらいもらえるかを確認してから再就職決めましょう。

余談ですが、離職票に記載されている半年分の給与の金額もちゃんとチェックしましょう。私は確認したら、金額が違っていて再度出しなおしてもらいました…

まとめ

40代独身の退職は一大決心です。

まずはメンタルを整えて、もらえるお金をしっかりがっちりもらいましょう。

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